Ubuntu + wine での日本語の使用について。
Unix系OSは日本語入力が残念なイメージがありました。ま、日本語を入力するなら別のOSを使った方が楽だったのは事実だから仕方ない。
しかし最近は、かなり改善されていて、変換キーを押して文字を再変換することもできるようです。
さて、本題の Ubuntu + wine での日本語はどうなっているのかな、と少し調べてみました。
●ubuntuのインプットメソッドではインライン入力できるか?
SCIM + Anthy なら可能性あり。
それ以外は、下に変換ボックスが出てしまい、インライン入力はできない。
●IMEのAPIは動くか?
imm32.dllの実装は行われていない。
native のimm32.dllは使えない。
即ち、IMM APIを使用することができない。
TSFも未実装。
●文字の再変換は可能か?
変換キーを押して文字を再変換することはできない。
というわけで、日本語入力の環境はまだまだ改善の余地があるようです。
ちなみにアナうさぎの環境はXubuntu 13.10 + wine 1.61 です。
linuxはいろんな環境があるので保障はありませんが。
おまけ
wineのDrag&DropはOLEのみに対応している、とのこと。(official wikiより)
「ネコ耳エディタ」は DragAcceptFiles/WM_DROPFILES を使用していますが、OLE D&D 対応もそのうちに。需要があるのかはわからないけど・・・。